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デザイナーになるには、デザインの目が必要

2018.06.19. Tue

簡単に言うならデザインの目というのは、デザインを分析出来る目ということです。良いデザインはなぜ良いのか、悪いと言われてるデザインはなぜそう思われてるのかについて分析出来ることでデザイナーの目はだんだん身に付けられます。

では、どうやってデザインの目を身に付けられるのでしょうか?

ー オススメ1

DribbbleやBehanceやPinterestのようなサイトで好きなデザインを毎日1つ選びます。そして、そのデザインの分析を以下の質問しながらします:

  • このデザインはなぜあなたをインスパイアしましたか?
  • このデザインは何のために作成されましたか?
    デザインの目的と結果がマッチしてると思いますか?
  • 作成者はデザインで使った色をなぜ選んだでしょうか?
    その色はあなたにどういう気持ちを起こしましたか?
  • フォントの大きさや色はどのように決められたでしょうか?
  • あなたならこのデザインをさらに良くするためになにが出来ると思いま すか?

分析例:

Dribbbleで2015年2番目に最も注目されたデザインの分析のための質問⬇︎

  • 作成者はなぜ茶色と緑色を使ったのでしょうか?
  • キャッチコピーは太字なのに、次の部分のタイトルはなぜ太字ではないのでしょうか?
  • フォントの大きさや色はどのように決められたでしょうか?
  • ジャガイモの写真になぜ影が付いてるのでしょうか?
  • “Customer Satisfaction”の部分で作成者はなぜイラスト使ったのでしょうか?

などなど。

https://dribbble.com/shots/2042501-Potato-landing-page

ー オススメ2

UIデザインにしてもグラフィックデザインにしても、要するに何のデザインしても自分の専門分野でないデザインも見るべきです。

例えば電車に貼ってある広告でさえ、注目して自分の頭でそのデザインを分析することでデザインの目を養うことができると思います。

分析例:

私が先日、電車で見かけた広告の分析していきたいと思います。

  • 一目見て、この広告が何の宣伝であるかわかりますでしょうか?
  • 作成者がこの広告で、一番注目してほしい部分はどこでしょうか?
  • 情報が多すぎる、書いてある英語が間違っているなど、

果たしてこの広告で、制作者の目的と結果はマッチしてるのでしょうか?

などなど。。。

ー オススメ3

デザインというものは、日常生活の多くの場面でふれることができるので、普段の生活で見てるものもデザインの目で見るべきです。

自然にある色や、訪れたビルのデザインも見るべきです。必ず何か勉強になると思います。

  • 自然界に存在する色はあなたにどのような印象を与えるでしょうか?
  • 周りにあるデザインは、どのようにあなたの生活を楽にさせてますか?

分析例:

日本のトイレのボタンのデザインとUXの分析していきたいと思います。

  • ボタンにアイコンがありますが、そのアイコンでボタンの意味が通じますか?
  • ボタンの配置はどういった理由で決められているのでしょうか?
  • グローバルに通用するデザインでしょうか?
    つまり、全く日本語読めない方にもわかりやすいデザインですか?

などなど。

https://www.flickr.com/photos/paulkelly/2603449021/

ー オススメ4

作成したデザインについてデザイナーと、デザイナーではない人両方からフィードバックをもらうことです。

  • デザイナーはデザインの基礎的な知識を持ってるので、建設的なフィードバックをもらえると思います。
  • デザイナーではない人からは、デザインの見た目よりもデザインした物の使いやすさについて、ユーザーの目線から建設的なフィードバックをもらえると思います。

結果として

デザインを上達するためには、普段からデザインの目を養う癖をつけると良いと思います。それはもともとある目ではないですが、努力しだいで誰にでも身につけれる目であると思います。